タイ料理あれこれ〜持ち帰り
タイでは、大抵の食堂で持ち帰りができる。
申し出れば、プラスチック容器やビニール袋に入れてくれる。市場や路上では、持ち帰り専門の屋台も多い。
その昔数年間、市場食堂の経営を手伝ったことがあるが、持ち帰り客用のビニール袋にはかなり泣かされた。汁物がうまく入らない。口を締める輪ゴムが不細工だ。その間の、客の冷たい視線。
何とかこなせるようになるには、ちょっと時間が掛かった。

カオ・ムー・デーン(赤い豚ご飯)。ムーデーンとは、まあチャーシューのこと。縁を赤く染めることが多いので、こう呼ばれているようだ。
もともと掛かっているタレは、かなり甘いので、小袋の調味料で味を整えて食べることになる。

カオ・モック・カイ(鶏肉を埋めたご飯)。カレーの炊き込み御飯で、ちょっとドライカレーのような味わいだ。
肉は、牛肉が使われることもある。その場合は、カオ・モック・ヌア(牛肉)と呼び方も変わる。

カオ・グラパオ・ムー(豚肉バジル炒めご飯)。人気のメニューで、弁当にしても美味しい。
ちなみに弁当は、タイ語では「ピントー」となる。日本語に似ているね。

カオ・ラム(竹ご飯)。竹にもち米を詰めて焼いたもの。列車やバスの車内販売でもおなじみの携帯食だ。
外側の竹は、軟らかい部分だけなので、手で簡単に剥くことができる。写真のカオラムは、ココナッツミルク風味。小豆を入れたカオラムも美味しい。
申し出れば、プラスチック容器やビニール袋に入れてくれる。市場や路上では、持ち帰り専門の屋台も多い。
その昔数年間、市場食堂の経営を手伝ったことがあるが、持ち帰り客用のビニール袋にはかなり泣かされた。汁物がうまく入らない。口を締める輪ゴムが不細工だ。その間の、客の冷たい視線。
何とかこなせるようになるには、ちょっと時間が掛かった。

カオ・ムー・デーン(赤い豚ご飯)。ムーデーンとは、まあチャーシューのこと。縁を赤く染めることが多いので、こう呼ばれているようだ。
もともと掛かっているタレは、かなり甘いので、小袋の調味料で味を整えて食べることになる。

カオ・モック・カイ(鶏肉を埋めたご飯)。カレーの炊き込み御飯で、ちょっとドライカレーのような味わいだ。
肉は、牛肉が使われることもある。その場合は、カオ・モック・ヌア(牛肉)と呼び方も変わる。

カオ・グラパオ・ムー(豚肉バジル炒めご飯)。人気のメニューで、弁当にしても美味しい。
ちなみに弁当は、タイ語では「ピントー」となる。日本語に似ているね。

カオ・ラム(竹ご飯)。竹にもち米を詰めて焼いたもの。列車やバスの車内販売でもおなじみの携帯食だ。
外側の竹は、軟らかい部分だけなので、手で簡単に剥くことができる。写真のカオラムは、ココナッツミルク風味。小豆を入れたカオラムも美味しい。
タイ料理あれこれ〜麺類

バミー・ナム(ラーメン)。食べやすく、注文しやすい麺類。
写真は、バンコク中華街の有名店”バミー・チャップガン”のラーメン。チャップガンとは労働者と言う意味で、その店名通り盛りが良い。ゴロゴロ入っているチャーシューも迫力がある。
美味しければ、器の欠けなんて気にならないね。

ィエンター・フォー(海鮮麺)。海産物をのせた麺。
スープには独特の酸味がある。写真は、フアヒンビーチの市場で食べたもの。

ラート・ナー(あんかけ麺)。とろみのある醤油味のスープをかけたもので、麺はお好みで。
太さ色々の米粉麺が一般的だが、写真は、揚げた中華麺を選んだときのもの。一手間かかるので、単なる米粉麺より少し値段も高くなる。

ナム・トック・ムー(豚の血の出汁スープ麺)。豚の血を出汁にしている。
臭み(ほとんど感じないが)が気になるときは、香菜をたくさん入れて貰う。
ナム・トックとはタイ語で滝を意味するが、血を注ぐときに滝のように入れることから、料理名にも使われていると店の人から聞いた。ちなみにタイの滝は、落差が少なく、チョロチョロと落ちるものが多い。

クワイ(クイ)・チャップ(内蔵スープ麺)。
マカロニのような短い麺が特徴的。この店は、ちょっと具が少ないかな。

パット・タイ(タイ風焼きそば)。タイ語では末子音は聞き取れないので、パッタイと呼ぶのが一般的。
昔は、薄焼き卵を被せたものが多かった。手が掛かるためか、最近はあまり見掛けない。

カオ・ソーイ(北タイ風カレーそば)。茹で麺と揚げ麺と、二種類の食感が味わえる。
この卵麺がカオソーイと呼ばれるようで、市場などでは袋詰め乾麺にカオソーイと表示されて売られている。

ナム・ギアオ(血出汁スープ麺)。血の臭みを消すために、ギウ(ギアオ)の花の蕊を使っている。
写真のちょうど中央に見える黒いものがギウの蕊だ。ギウの花は北タイ特産のため、ナムギアオも北タイ名物の麺料理になっている。
血の出汁スープは身体が温まるので、タイ北部では好んで食べられている。12〜2月の乾季は、かなり冷え込むんだよね。
タイ料理あれこれ〜ご飯もの
7月から8月にかけてタイに行くはずだったのが、飛行機が飛べなくてキャンセル扱いになってしまった。
懐かしいタイ料理(と言っても屋台で食べるような大衆料理ばかりだけど)をまとめてみた。

カオ・カー・ムー(豚足ご飯)。豚足が良く煮込まれていると、とろけるような美味しさ。
この煮込み方が大事なところで、これが不十分だと問題外。
「あの店はガス代をケチって美味しくない」
と言われたりする。
煮込み汁の、漢方のような香りも決め手になる。

カオ・マン・カイ(茹で鶏炊き込み御飯)。茹でた鶏を、その茹で汁で炊き込んだご飯にのせたもの。
茹で汁には、ニンニクや生姜を入れて、その店独特の味を出す。かけるタレも、店によって調合が異なる。

カオ・グラパオ・ムー(豚肉バジル炒めご飯)。バジルの香りと豚肉の旨味が絶妙な、タイ人にも人気の料理。
辛味の度合いを聞かれることが多いので、
「唐辛子を2〜3個にして」
などと言うとちょうど良い。

カオ・クルック・カピ(海老味噌混ぜご飯)。海老味噌を使った炒飯。
屋台食としてはちょっと手間が掛かるので、あまり一般的ではない。だからこそ、メニュー表に見付けると、ついつい注文してしまう。

カオ・ラート・ナー(おかずのせご飯)。通称ぶっかけ飯。
作り置きのおかずの中から、自分で選んでご飯にのせてもらう。種類が多い店だと、何度通っても飽きない。

アメリカン・フライドライス(ケチャップご飯)。ケチャップ味で炒めたご飯は、何故かこう呼ばれている。
勝手に国名を使うな、とアメリカ人から叱られそうだが…
ちょっと番外編的なタイ料理かな。
タイ語を日本語で表記するのは難しく、あまり正確でない点は御容赦下さい。
懐かしいタイ料理(と言っても屋台で食べるような大衆料理ばかりだけど)をまとめてみた。

カオ・カー・ムー(豚足ご飯)。豚足が良く煮込まれていると、とろけるような美味しさ。
この煮込み方が大事なところで、これが不十分だと問題外。
「あの店はガス代をケチって美味しくない」
と言われたりする。
煮込み汁の、漢方のような香りも決め手になる。

カオ・マン・カイ(茹で鶏炊き込み御飯)。茹でた鶏を、その茹で汁で炊き込んだご飯にのせたもの。
茹で汁には、ニンニクや生姜を入れて、その店独特の味を出す。かけるタレも、店によって調合が異なる。

カオ・グラパオ・ムー(豚肉バジル炒めご飯)。バジルの香りと豚肉の旨味が絶妙な、タイ人にも人気の料理。
辛味の度合いを聞かれることが多いので、
「唐辛子を2〜3個にして」
などと言うとちょうど良い。

カオ・クルック・カピ(海老味噌混ぜご飯)。海老味噌を使った炒飯。
屋台食としてはちょっと手間が掛かるので、あまり一般的ではない。だからこそ、メニュー表に見付けると、ついつい注文してしまう。

カオ・ラート・ナー(おかずのせご飯)。通称ぶっかけ飯。
作り置きのおかずの中から、自分で選んでご飯にのせてもらう。種類が多い店だと、何度通っても飽きない。

アメリカン・フライドライス(ケチャップご飯)。ケチャップ味で炒めたご飯は、何故かこう呼ばれている。
勝手に国名を使うな、とアメリカ人から叱られそうだが…
ちょっと番外編的なタイ料理かな。
タイ語を日本語で表記するのは難しく、あまり正確でない点は御容赦下さい。
スコタイのおかずのせご飯
チェンライ在住者にとってはお馴染みのスコタイ食堂。
鶏飯専門店を入れて、スコタイと名の付く店は3軒知っているけど、一番選択肢の広いこの店を使うことが多い。

主なメニューは、おかずのせご飯。
料金もシンプルで、おかず1種類だと25バーツ、2種類で30バーツ、3種類で35バーツと、5バーツ刻みになっている。
この日は、白菜、空芯菜、目玉焼きの3種類だから、35バーツ約120円だ。目玉焼き追加で+5バーツって、お得感があるのだ。

用意されているおかずは、ざっと見ておよそ30種類。
日替わりで食べていたら、毎日通っても飽きないかもしれない。

チェンライ最後の食事も、スコタイを選んだ。ナスの煮物、ガパオ炒めに目玉焼き。ちょっと贅沢に、煮込みスープも付けて55バーツ也。
帰国して、ああまた食べたいなあと思うのは、意外と普通の食事なんだよね。
タイ滞在の記録ブログは、今回が最後になります。
次回の渡タイは、来年1月になるかな。
鶏飯専門店を入れて、スコタイと名の付く店は3軒知っているけど、一番選択肢の広いこの店を使うことが多い。

主なメニューは、おかずのせご飯。
料金もシンプルで、おかず1種類だと25バーツ、2種類で30バーツ、3種類で35バーツと、5バーツ刻みになっている。
この日は、白菜、空芯菜、目玉焼きの3種類だから、35バーツ約120円だ。目玉焼き追加で+5バーツって、お得感があるのだ。

用意されているおかずは、ざっと見ておよそ30種類。
日替わりで食べていたら、毎日通っても飽きないかもしれない。

チェンライ最後の食事も、スコタイを選んだ。ナスの煮物、ガパオ炒めに目玉焼き。ちょっと贅沢に、煮込みスープも付けて55バーツ也。
帰国して、ああまた食べたいなあと思うのは、意外と普通の食事なんだよね。
タイ滞在の記録ブログは、今回が最後になります。
次回の渡タイは、来年1月になるかな。